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なぜ勉強会の懇親会が本番だと言われるのかもしくは勉強会の目的は勉強だけじゃないという話

勉強会なんてやらなくても良い - Shin x blogに関する反応です。個人的に闇PHP勉強会やってるのでそれも踏まえた上でのとりとめのない話です。

「勉強会の懇親会が本番」と言われる理由ですが、自分は懇親会自体を本番とは思わないのですがそれでもそういう風に言われるのがなんとなくわかります。それは、勉強会でしか得られないものが懇親会の中にもあるからです。「勉強会」と言いつつも実際には「学習・学び」だけを提供しているわけではないからです。

たいていの勉強会では、最初に発表セッションがあって、それが終わった後希望者のみ近くの居酒屋などで懇親会みたいになるとおもいます。で、そういう勉強会だと、単に発表セッションを聞くだけだと、一人で技術書読んだり論文読んだりコード読んだりするのとあんまかわんないよね、というふうになります。それだったら別にわざわざ勉強会の会場まで来てセッション聞く、みたいな必要性も薄れます。

じゃあ飲み会だけやればいいやんけっていうのもまた違うと思っていて、 懇親会ではスピーカーセッションの発表を肴にしてそれこそ色んな会社のエンジニアからさらに発展的な話を聞いたり情報交換できたり意見を交わしたりできるんですね。それこそあの発表の詳しい事知りたいでも自社ではこういう解決策をとってますよとかなんでもいいんですが、そういう突っ込んだ情報交換みたいなものもできるんですね。

そこで話される話題の枠というのもまた違っています。技術書であれば想定する読者に併せて一般化した話題しか書かれないのが当たり前です。懇親会のような場で話されることは誰でもわかるように希釈された一般化された話ではなく、各自エンジニアが体験したリアルな話であったり、ある特定のシステムの生きた事例の話を聞けます。

そこに来るエンジニアっていうのも色々で、会社によって受託メインでやってるところもあれば、完全にサービスだけしかやってないところもあるし、その会社の業態に限らずバックエンドのお守りをするのがメインの人もいれば、PHPフレームワーク書いてますみたいな人もいれば、サービスの表層のフロントエンドでJavaScript書きまくってます、みたいな単に自分の会社にいる周りのエンジニアとはまた違った層のエンジニアと話ができるわけです。

単に自分一人で勉強するだけだと得られないものや、単に飲み会するだけだと得られないものが、勉強会の懇親会で得ているわけです。 「勉強会」っていう名前ですが、実際には「学習・学び」だけが勉強会でやることではなくてある種の場やエンジニア間の横のつながりを持てるコミュニティを提供することも一つの役割になっているので、「懇親会が本番」的な言われ方もそういったところを反映してという感じなんだと思っています。単に勉強するだけだったら自分一人でコード読み書きしたり技術書読んだり論文読んだりするほうがよっぽど勉強になると思います。

余談ですが、今在籍している会社の研修制度のお陰で筆者は毎年サンフランシスコに行って、近くのスタートアップを訪問したり勉強会に何度か参加しています。日本の勉強会とは違って発表のセッションよりも先にビアバッシュがあります。まず皆でピザ食ってビール飲んでおしゃべりしまくって場が盛り上がった状態でスピーカーセッションが始まり、セッションの間も聴衆からガンガン質問や意見が来ます。

日本で参加する勉強会だと、ワークショップ形式とかにしない限りスピーカーセッションの間はシーンとした雰囲気になったりしがちなので、懇親会もこれに習ってスピーカーセッションより先にやるのも一案なんじゃないかなーと思いました。

以上まとまっていない自分の考えでした。(了)